舟を編むを観ました

三浦 しをん
光文社

¥ 1,620

(2011-09-17)

 三浦しをんによる小説原作の映画、「舟を編む」を観ましたが面白かったです。
馬締光也が編纂メンバーとして、新しく刊行する辞書編集部に迎えられ、辞書が発売される迄を描いた作品です。
第37回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ6部門の最優秀賞の他、多くの賞を受賞しており、2013年を象徴する日本映画です。
 最優秀主演男優賞を受賞した松田龍平演じる馬締など見所が多く、視聴のストレスになる部分もほぼ無いとても観やすく面白い作品でした。
…仕事のやる気が出るような描写も多く、仕事をしながら流すのに最高だなあと思っています。
 宮﨑あおい演じる香具矢も、女性ながら板前見習いで作中で自らの小料理屋を開店していたりと、じっくり時間を掛けて何かを成し遂げていく地道さや、それによって出来上がるものの素晴らしさが丁寧に描かれていたなあと思いました。