進撃の巨人 11巻を読みました


進撃の巨人 11巻

 進撃の巨人 11巻を読みました。例によってネタバレありで書きます。
10巻で正体が分かった超大型巨人と鎧の巨人とエレンとのバトルがメインの巻で、巨人同士の勝負の絵がやたら総合格闘技っぽくて、「あれ?また作風が変わった?」と思いつつ読んでました。
 あと、この巻ではミカサのエレン好きっぷりの描写の数々がメチャ可愛かったです。つーか、ハンネスさんに励まされる直前の泣き顔とかギャグだと思いました。
 この巻で新たに分かったのは
■多分確定
・猿の巨人は威力偵察のために壁の中に巨人を発生させた
 (人間を強制的に巨人にする力があるのかも?)
・ライナーは二重人格?らしい
・ライナー達の組織はユミルと敵対している
・ユミルの目的はクリスタを守ること
・ライナー達の組織はクリスタを守れる可能性がある
■新たな謎
・壁内住人にとって敵が存在するらしい
・世界に危機が迫っているらしい
 (ライナーの比喩だったり嘘かもしれない)
・ユミルとライナー達が持っている情報はだいたい同レベル
・ユミルとライナーの間で取引か駆け引きがあるっぽい
 などと細々あるのですが、超大型巨人と鎧の巨人の目的とその手段が一番気になります。
壁を壊して巨人に壁内を滅ぼさせる…というのが目的なら、いつでも出来ただろうに5年の間をおいて再び壁を壊したというのを考えると、別の目的があり現状はその手段である何かを進行させている途中ということになると思います。
 まあ、この辺りが次巻以降で描かれるのが待ち遠しいです。