中二病でも恋がしたい観ました(ネタバレあり)

 先日ちらっと記事にした中二病でも恋がしたいの最終回を観ました。
ぼくが注目していた、家族のために中二病を辞めるか、自分のために中二病をつづけるのかに関しては、(当然ですが)中二病を続けるという結論になりました。
 ただ第10話にあった六花の母親の思いにどう答えるかは描かず六花の気持をくみ取れない人と突き放していて、第11話で散々凹ませた凸守はあっさり中二病を卒業したキャラになっていて、ぼくが一番注目していた伏線は軽く流された感じで残念でした。
残念ついでに言うと、ラストシーンで「中二病とは」みたいなものをそれまで一度も無かったナレーションで語ってしまっているのは酷いなあと思いました。
 まあその辺りはぼくが期待した結末と違ってましたが、作品としては面白かったと思います。
 六花が中二病になったのが当時の勇太(バリバリの中二病時代)の影響を受けてだったり、中二病をやめたのもその勇太にやめろと言われたからだったりと、六花の人の影響を強く受けたり言いなりになる駄目な部分を、可愛いと思えるように描いていたなと思いました。
 そんな六花の性格が災いして出来なかった父親との関係に整理がつけられたのが、勇太との中二病な会話の中だったという部分は期待通りでした。