君に届け 12 (マーガレットコミックス) 君に届け 12 (マーガレットコ…の他のレビューをみる» 評価： 椎名 軽穂 集英社 ￥ 420 (2010-09-24)

ひまわりっ　～健一レジェンド～（13）　＜完＞ (モーニングKC) ひまわりっ　～健一レジェン…の他のレビューをみる» 評価： 東村 アキコ 講談社 ￥ 560 (2010-02-23)

機動戦士ガンダムSEED DVD-BOX 【初回限定生産】 機動戦士ガンダムSEED DVD-BO…の他のレビューをみる» 評価： バンダイビジュアル ￥ 69,800 (2010-02-23)

　多くの男性が面倒だと一刀両断にする、ドロドロの恋愛話がぼくは大好きです。
そういう物語の中でも、恋しい（欲しい？）人のためなら多少ダーティなことであったり、ばれれば他人の批判を買うようなことをするキャラクターが大好きです。
　「君に届け」ならくるみちゃん、「ひまわりっ 健一レジェンド」なら節子、ガンダムSEEDのフレイ…いや。あそこまで行くと一回くらい仲良くなれれば良いか程度かな…まあそういう系のキャラクターが好きなのです。
　そういうキャラクターが好きなのは、ぼく自身が恋愛に対してそういう行動を行っており、だからこそ感情移入できるから…などというわけでは全くないです。
むしろぼくは自分気持ちを伝えるという行動がものすごく下手で、いつも逃げ出したいと思っています。だから一生懸命出来ているキャラクターに対してあこがれを感じるのだと思います。
　しかも、実際に自分が恋愛をした場合、意図を持って我を通すことは出来ませんが、よくよく振り返ってみれば無意識に甘えであったり自分勝手さを持ち込んでいて、意図のないその行動は自分も相手も戸惑わせてしまったなんてことがあります。
　自分がやろうと立ち向かえないこと、でも無意識に不器用に卑怯にひっそりとやってしまっていること、それらを隠さず個性として自覚して素直に実行している人にはとても憧れます。
　そして、そういう人が恋愛に於いて本領を発揮した時、たいていそこにはドロドロの恋愛物語ができあがっているように感じるので、ぼくはドロドロ恋愛物語が好きです。