キャリブレーション

 モニタが(無料で)新しくなったので、キャリブレーションをしっかりしようとnexthueyを購入しました。
 これまでキャリブレーションというと、印刷物や映像など「PCとは違うメディアの色味をPC上で再現する」ためのものでWEBデザインには不要と考えていました。
 しかし、色を詳しく調べてみると、決定的なルールを遵守しているのではなくある目標値に向かい各社が独自に努力している事に気付きました。
中でも衝撃的だったのが、XPの画像ビューワとInternet ExplorerとFire Foxでも色味が違う点でした。
 そこでhueyを設置&設定したところ、Photoshopの作業中の色が上記の3つの平均的な色になり、モニタ全体もとても見やすくなりました。
 この件で僕の掴んだポイントはWEBデザインにおけるキャリブレーションとは…
他者と異なるリッチな環境を作るものではなく、もっとも平均的な環境を作る事で、その環境で作ったデザインがどんなメーカーのハードウェアやアプリケーションで見ても意図と異なる色になりにくくする…ために行う事だということです。
 そして実際にやってみて感じたのは、キャリブレーションを行ったモニタで作業をするととても安心できるということです。