評価:
永野 護 KADOKAWA/角川書店 ¥ 1,404 (2015-08-08)
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永野護による漫画ファイブスター物語 13巻を読みました。
この巻から従来設定の一部破棄を伴う大幅な設定変更が行われており、モーターヘッドがゴティックメードと名称とデザインが大幅に変わっていたりします。
物語や人物は基本的に継承されていて、下記サイトの表が分かりやすく、漫画としてはそのまま引き続き読めるかなあと思います。
(GTMの衝撃と新旧設定対応表 #FSS_jp – もえぎのhtnb)
花の詩女 ゴティックメードのキャラクターや設定が入る件に関しては、ファイブスター物語主人公の国家連合体A.K.D.に、エルガイムから引き継いだコーラス王朝に対して、背景が薄く感じていたフィルモア帝国やハスハ連合王国に厚みが出たように感じてとても好きです。
一新されたメカのデザインでは、シュペルター→デムザンバラが凄く気に入らないのと、バッシュ→ダッカスが好みじゃない以外は個人的にはアリかなあと思います。
…ただ、ガレージキットを作っている人やら、現在組み立て中の人の意見はちょっと気になる所ではあります。
新しいデザインが出て燃えてます!みたいなノリだと嬉しいのですが。
物語の展開としては色んなキャラクターがワサワサっと出て来て、ちょっと混乱するあたりは4巻と似ているので、デザイン集(設定集)などの発売を待ってガイド片手に楽しむのを久しぶりに楽しみにしています。
やたら強い女性キャラが次々出る中、一巻から登場しているタフでマッチョでメカなランドアンド・スパコーン(すっかり親父キャラになりました)の渋い活躍にドキドキさせられます。
また、ソープとラキシスが終盤にひょっこり現れる辺り、2巻の展開が思い出されて、今後がとても楽しみです。
って、まだ読み込みが甘いのでもっと掘り下げて読んでいきたいです。