デスクトップPCの不調が一応落ち着きました

 20日からメインのデスクトップPC DELL XPS8700が不調になり、アレコレ調べて業務回復には至りました。不調の原因ですが、一つは内蔵のデータHDDがクラッシュ(幸いOSが入ったシステムSSDドライブは無事でした)、復旧に手間取った原因の一つがWindows10再起動のおかしさによるものと考えています。

 Windows10のどこかのアップデートからハードメーカーロゴなどが表示されるBIOS画面をスキップする起動法に変わりました。
4月ごろまでは、「高速スタートアップを無効にする」や「休止状態(ハイバネーション)を有効にする」などで解決していたのですが、今月に入ってからいよいよ制御ができなくなりました。
 その状況でパソコンが不調(今回の場合データドライブの不調)になると起動がとても遅くなり(5分くらい)、その間のインターフェースやアナウンスが表示されないために「スリープから戻らなくなった」ような挙動となります。
 加えて、ハードメーカーロゴがスキップされるために診断テスト起動や、セーフモードでの起動(その他USBブートやCDブートなどの起動法全般)が出来なくなります。
ちなみに「設定」から起動する方法などは無視されるためmsconfigを使ってセーフモードでの起動を指定した結果、完全に起動しなくなりました。

セーフモードの起動方法&解除方法3つ教えます 《Windows 7 Vista パソコン》 – Let’s Emu!

 そこから解決ですが、モニタ出力のオンボード端子とモニタをつないで再起動すると、ハードメーカーロゴが表示された後に、英語で「グラフィックカードの方を使ってね」的なメッセージが表示されるのですが、そのハードメーカーロゴ表示中にF12を押すとBoot Menuに入れました。
 Boot MenuでWindows Boot Managerを経由するとセーフモードで起動が出来、またDiagnosticsでハードウェアチェックが出来ました。
…このチェックの途中で、不調だったHDDが完全にPCから切り離されたようです。

 セーフモードで起動した際にmsconfigのセーフモード起動指定を解除して、オンボードモニタ出力からグラフィックボード出力とのモニタ接続に戻してから通常の再起動、とても遅い起動を待つとHDDが切り離された影響もあってか、Windows自体は普通に動くようになりました。

 破損した内蔵HDDのかわりに、外付けのHDDを一台購入してバックアップHDDからデータをコピーしてやりかけの仕事や各種設定などの調整、現在は普通に業務が出来るようになっています。
 とはいえ、色々怪しいところもあったので、自分にとってケチのついたものは色々な未練があっても可能な限り早いタイミングで手を引く、悪く言うとすぐ諦める、というぼくのスタンスバリバリで、デスクトップPCを一台新調することにしました。

 新調に際して、色々サポートしてくれた友人に感謝です♪