モデルの満足度が高い写真

 スマートフォンによる自撮りなど何度も確認しながらのリテイクが出来て、画像編集ソフトによる修正まで一般的となり、ユーザーは自分が一番美しく見える写真に見慣れています。
 またユーザーの被写体としての努力も素晴らしく、ファッション、ヘアスタイル、メイクアップ、カラーコンタクトなどなど緻密なオシャレをして撮影に臨みます。

 そんなユーザーは神経質とか不自然に感じ、破顔したような笑顔を自然と感じるという気持も分かるのですが、それは掲載メディアや撮影者にとっての良い絵を作るという意図で、ユーザーが人に見せたい自分ではないと気づくことは大切かなと思いました。

 場を盛り上げるために、自分の面白い写真を提供してくれるような人も居ますが、そういう人はとてもレアだし、また提供する場もテレビ番組とか、多くの好意的なアクセスが望めるSNSだったり、脇役だったりお笑い担当でも良いから出たいと感じるくらいメディアに魅力がある場合なのかなあと思いました。

 プロのモデルではないアマチュアの一般人を撮影する際には、こういう本人にとっての満足度を重視する対応ってとても重要だなと思いました。

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