高級品の説得力みたいなの

 自宅にホテルリッツカールトンに関する書籍があったので読んでいて、言葉にしてないけれどなんか前提があり読んでて引っかかるなあと思っていたのですが、先日探検バクモンでリッツカールトンが取り上げられていて、なんとなく気づいたのが高級品(高級なサービス)を提供している存在への説得力なのかなと思いました。
 探検バクモンでは非日常を味わうための奮発した贅沢みたいな利用法の部分を中心に紹介していてとても分かりやすかったです。
…ちなみに帝国ホテルの特集と比較した回との違いが面白いです。

 などと言いつつ書籍の方にはお金にものを言わすような表現はなく、豪邸に仕えつつ質素に過ごす使用人みたいにすがすがしく一般的に為になることが中心に書かれています。
 ただ、それに対して何かひっかかるものがあり、それがタイトルや語り部にあるリッツカールトンというホテルの高級感やリッチ感に対する説得力なのかなあと思いました。
教訓って内容も大切ですが、その人が言うなら試してみようみたいな説得力もとても大切だしこういう見せ方は良いなあと思います。

 一方で高級感に対する説得力は、今どきは冷ややかに受け流している風潮(まあぼく自身のやっかみかもですが)を感じ、それが何か気になるし、では今どきに説得力ある存在が何かはとても気になります。

 などと分析しつつ、実はぼくも昔リッツカールトン梅田が現場のお仕事を一度させて頂いたことがあるのですが、施設もスタッフの方も滅茶苦茶素晴らしい方達でぼくの場合、リッチさとはちょっと別の好感があったりします。

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