サイエンスZERO「徹底解説!科学の“未解決問題” ダーウィンの進化論に異議あり!?」面白かったです

 NHK Eテレで放送されているサイエンスZEROの「徹底解説!科学の“未解決問題” ダーウィンの進化論に異議あり!?」が面白かったです。

NHK「サイエンスZERO」

 アリは巣のメンバーの2割以上が休んでばかりだったり、カッコウは、他の鳥に卵を託すという効率が悪い方法で子育てを行ったりと、生存競争で非効率な行動を取っているのは何故か?という点についてプレゼンテーションされていて面白かったです。
 ちなみに、働き者で知られるアリに“働かない”アリは、他のアリと比べて反応閾値が高い(腰が重い)からなのだそうな。
そして、反応閾値が低く早くから働き始めていたアリに疲労が溜まってバテた頃に、反応閾値が高いアリ達が活躍することで、全てのアリが同時に疲れて休んでしまう状況が避けられるのだそうな。

 この閾値を意識すると、家事などの分担で相手の腰が重いと不満に思う際の頭の切り替えになるかもなあと思いました。
…ただし閾値の高さによって結局一生働かないアリも現れるそうですが。