この世界の片隅にが面白かったです

 こうの史代のマンガ原作、片渕須直監督による劇場アニメーション映画「この世界の片隅に」を観ましたが面白かったです。

全国拡大上映中! 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト

 多くの人が絶賛し素晴らしく作品について語ってらっしゃるものも多く、作品の出来が言葉を失うほど良く、まあ何を書くか悩ましいところではあるのですが、ピンポイントでぼくがアピールしたい点を書きたいです。

 「この世界の片隅に」は実際の戦争を描いた日本のアニメ作品(もしかしたら映画作品全て)と異なる新しさがあり、「戦争を描いた作品は多分こうだろう」と多くの人が想像しているものと全然違います。
 …戦争について描いた作品のいくつかは、戦争を否定するという結論に至るなら聴き手の気持ちはおかまいなし、どころかトラウマとしてすり込んでやるみたいな乱暴さすら感じましたが「この世界の片隅に」では観た人に精神的な痛みや怖さをぶつけないという配慮が成されていて、そのおかげで初めて気づけるものも沢山あり、「自分は戦争を知らないかも知れない」「もっと知りたい」という気持にさせてくれました。
 そして大半がぼんやりした可愛い若奥さんすずさんの萌え日常を描いて、それこそが何よりも大切な部分であると最後まで観ると改めて感じさせられます。
…ちょっと最後にシリアスな展開のある萌え日常アニメとして楽しむが、案外正しいのじゃないかとすら感じます。(いやそれはさすがにカウンター喰らいすぎるか)

 ぼくが観たのは、池袋HUMAXシネマズで平日の19時35分からの回で、お客さんは10人くらいと空いていました。またサイトだけでしか確認してませんが一日2回しか上映しておらず1月27日以降の上映予定も掲載されていなかったりと、案外あっさりと劇場でみられなくなりそうな気配もあり、迷っている人は急いだが方が良いかもです。(池袋だけかなあ)

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn