Windows 10のスケーリングについてちょっと気づいた点などをまとめてみます。
これまでのWindowsはスケーリング機能が弱く、AppleのRetinaディスプレイやスマホの高DPIモニタなどと比べて実用がためらわれていたのですが、Windows 10になってから徐々にスケーリング機能が充実してきています。
またアプリケーションも徐々にではありますがスケーリング環境で快適に使えるようになってきており、24インチの4Kモニタのスケーリング200%で仕事に耐えられるかなと感じています。
我が家は4Kと2Kの解像度が大きく異なるモニタ2枚による、デュアルモニタ環境を利用していますが、Windows10だと4Kモニタのみ200%に拡大して2Kモニタは100%で利用みたいなことが可能です。
ただ、いくつかのアプリではそれらまで対応が出来ていなかったりもするので手元にあるアプリケーションの状況をまとめてみました。
■Aタイプ(Googleクロム、EMEDITOR、Evernote)
◎モニタごとに異なるスケーリングになる
◎両方のスケーリングでボケなどは無く快適
…理想的な挙動だと思います。
■Bタイプ(Dreamweaver、NEXT FTP、Janetter)
◎モニタごとに異なるスケーリングになる
×200%スケーリングで引き延ばしたボケが出る
…その他多くの昔からあるソフトがこのタイプかも
■Cタイプ(Photoshop、Acrobat、LINE)
△メインモニタのスケーリングに統一される
○200%スケーリング時にも引き延ばしたボケなどは無く快適
△機能ウィンドウだけをサブモニタ(100%スケーリング)に出すとメインモニタのスケーリングに統一される。
…その他微妙な違いですが
■Illustrator(基本はCタイプだけど)
△サブモニタでもメインモニタのスケーリングに統一される
◎200%スケーリング時にも引き延ばしたボケなどは無く快適
○機能ウィンドウだけをサブモニタ(100%スケーリング)に出すとスケーリング対応。ただしプルダウンメニューの文字はメインモニタに統一される(デカくなる)
って実際に画面を見ないと何を書いているのだって感じですね。
ちなみにスケーリングについては下記ページが詳しいです。
【4K修行僧】 Windowsの4Kスケーリング環境を検証する ~文字表示は美麗。ただし、非対応アプリも多数存在
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