メイドインアビスの原作マンガ4巻~6巻を読んだら具合が悪くなったのでお裾分けに感想を書く

 テレビアニメ版がとても面白く原作途中で終了したので(二期制作の噂はあるけれど)、続きが気になるしとアニメ版の最終回あたりからが収録されている4巻から最新巻である6巻までを一期に読んだところ…凄惨な物語とグロい演出の連続で具合が悪くなって週末の半分ぐらい色んな意味でダウンしてました。

 とても可愛く繊細なキャラクター達が突然に理不尽にグロくスプラッターな不幸に見舞われる連続で、アニメ版ミーティエピソードよりもさらにヤバイエピソードが続きます。
…いや、二期無理だろう。白笛ボンドルドはアカンやろう。

 子どもを育てるようになると、子どもの不幸を描いた作品には本能的な拒絶が出ると言われてますがぼくもその例に洩れず拒絶ばりばりですが、なんかその辺の描写がやけに丁寧で拒絶しつつも目がそらせず結局具合が悪くなっても読みふける羽目になりました。
 例えばナナチがミーティの最後にそれまで彼女のために沢山こしらえたぬいぐるみや愛用の寝具を整えてあげている様子は、可哀想な子を描いただけでなく、そんな子どものために精一杯のことを愛情こめておこなう親とセットで俯瞰的に丁寧に描いているようで、その分深く哀れを誘い、実際に作者が親をやっていてアレを描いていたのなら、敬意と畏怖を込めて黎明卿と呼びたいくらいえげつないです。

 また、ボンドルドの態度は紳士的なのに絶対に分かり合えない思考や、「成れ果ての村」の無慈悲な法(正義)などが、マンガや物語としては唐突に申し開きや説明がなくかみ合わないまま、それでも丁寧に淡々と描かれているのが、錯覚の中に囚われた…というか狂気を無理矢理体験させられているような気持ち悪さがあって…面白いです。

 という案配でアニメ版終盤の可愛さや泣ける話とホラーやスプラッタのバランスは「ギリギリ良いお話」って感じでしたが、4巻と5巻辺りからは「昔のホラー少女マンガ」って感じになっていくので、興味のある人は、絶界行(ラストダイブ)する覚悟を決めてから読むことをオススメします。というかみんな読んで成り果てになれば良い。

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