NHK大河ドラマ「花燃ゆ」を観ました

 2015年大河ドラマ「花燃ゆ」の第一話を観ました。
幕末からの長州藩を描いた作品で杉文を主人公にすることで、維新後までをじっくり描けるようにしているのかなと期待しています。
 勝手な想像としては、序盤が吉田松陰をメインに幕末初期、中盤は久坂玄瑞をメインの動乱期を描くのかなと思います。文の夫である久坂玄瑞が切腹する禁門の変が6月の中盤のクライマックスかと。
 後半は桂小五郎や伊藤博文といった堪え忍んだキャラクターをメインにしつつの維新、終盤では明治・大正の時代と、その後の戦乱の気配くらいまでを描くのかなあと思います。
…小田村伊之助こと楫取素彦は、杉文と一緒に観測者的な位置づけになるのかなと予想します。
 高杉晋作とか武官は活躍よりも、久坂玄瑞や桂小五郎がする調整の妨害の方が強調されそうな気がして、そういう意味では学問を重視し、また女性的な目線も強いと思います。
 堪え忍んだり、それでも報われず裏切られたりと辛気くさくまたイライラする期間が長い作品になるかと思いますが、女性的というか昼ドラ的な味付けで楽しめるのを期待しています。
 池田秀一の語りが透明感と俯瞰感がありひと味違う印象にしてくれていると思います。シャアのイメージと比べると声を出すのが辛そうな印象がありますが渋みとも取れるかなと思います。
 また、オープニングが好きで、音楽とCGの序盤と終盤で水墨画風の鳥がスピーディに動く部分は何回も見返してしまいました。
…初回視聴率は、前回の軍師官兵衛の好影響がありつつも、キャストだったり題材が一般向けでないことらからちょっと低めかなと予測します。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」 – NHKオンライン