褒めて伸ばすのに意識してること

鈴木 義幸
日本実業出版社
(2002-06-24)

 褒めて伸ばすことは大切ですが、その褒め方が拙いと逆効果になることがあるという意見があり、ぼくもその通りだなあと思います。
 本当に上手な褒め方というのは相手を深く知る必要があり(地雷になる褒め言葉があったりするので)一概には言えないのですが、今の所一番参考になるなあと思ったのが「結果」「労力」「貢献」「影響」を同時に褒めるという方法です。
 例えばチームの誰かが高い営業成績を上げた場合、
「こんなに数字を上げるなんて凄い。この数字のために毎日遅くまで頑張ってたもんね。チームとしての成績もあがりみんな喜んでいるよ。君はチームのエースだね。」
という具合になるのかなあと思います。
 ちなみに「結果を褒めるから労力が蔑ろになる」みたいな、どこかを褒めることがダメというのは無いと思っていて、問題はあくまで「労力を褒め忘れている」ことだと思ってます。