Eテレでオンエアしていた「劇場版 おさるのジョージ3 ジャングルへ帰ろう」を観ていたら、途中で一緒に観ていた3歳のちびっ子さんが泣きだして「観たくない」と言い出しました。
怖い映像などに対して「イヤだ」「怖い」という事は多いのですが、泣きながら途中まで我慢して観るのははじめてだったので改めて原因を考えたら、恐らくジョージが黄色い帽子のおじさんに叱られるというシーンが繰り返したからと感じました。
これまでの観てきたおさるのジョージシリーズは、黄色い帽子のおじさんを筆頭に徹底しておおらかで優しい大人達が描かれており、 災いを転じて福となす的な都合の良い展開が定期的に描かれていたのですが、「ジャングルへ帰ろう」では黄色い帽子のおじさんがテンパる出来事が多く福に転じず、ジョージに小言を言い続けついにはヒステリック叱ったりします。
当のジョージはそれをあまり気にしてない(そしておじさんがどんどん失敗を繰り返し孤立していくのを笑うシーンだったりもする)のに、観ていたちびっ子さんには泣くほどのショックだったようです。
…ちびっ子さんの真意は測りかねますが、「おじさん怖かったねー」と言うと「叱られた。怖かった。」と言っていたので、まあまあ当たっていると思います。
では「ジャングルへ帰ろう」が悪いのか?というとそれだけの問題ではなく、ちびっ子さんに叱られるのが怖いというイメージが強くあるからで、当然ぼくの叱り方や接し方も影響していると思います。
むしろその影響の方が大きいだろうし、可哀想な事をしたと反省仕切りです。
そして、家庭内でのちびっ子さんの自由と安心を最優先にすべく接し方を改善していこうと感じました。
ちなみにちびっ子さん、かみさんにはやりたい放題で、殴りかかったりしているくらいなので、まずはかみさんに教えを請うところからはじめるかなあ。
最後におさるのジョージの大半は上述の通り、おおらかで優しく失敗を恐れない自由で好奇心を刺激される作品になります。
ちびっ子さんも「おじさん怖くないね」と別作品は大喜びで観ていて、改めてその素晴らしさに気づかされました。
特に最近は「おばけ伝説のなぞ」が大好きです。