本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ が滅茶苦茶面白いです

 香月美夜による小説投稿サイト「小説家になろう」で連載投稿された小説、「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~」が滅茶苦茶面白いです。

 本好きの現代人が死後に生まれ変わった中世ヨーロッパ風のファンタジー世界で、現代知識を駆使して本作りを目指す「異世界でのものづくりのよろこびを描いた作品の一つ」という、今どきは定番のジャンルだそうな。
 「異世界で○○」というタイトルの作品はちらちら見かけていたけれど、実際にちゃんと読んだのは、この作品が初めてでした。
…いや、これは流行るのも納得です。

 2年以上前に完結した作品なので具体的な感想を今から書くのは少し恥ずかしいのですが、
主人公マインの異世界での生活に読書で得た知識が大きく役立ち彼女が下剋上していくとの、著者が沢山の資料を読み込んで作られた作品が書籍版の発行部数100万部という素晴らしい実績と評価を得ている(これも下剋上かな?)というメタ的なシンクロが魅力だと感じました。
 …同時に、ぼくは紙の本ではなくKindle Unlimitedの電子書籍で知って読み始め、今はウェブサイトである「小説家になろう」をスマホ読んでいることの、時代の変化や皮肉さもスパイスとして面白いです。

 などと滅茶苦茶面白いとことさらにアピールしているのは、ここ数日、面白過ぎて他の事に全く身が入らなくなるほどに読みふけっていることの、お詫び?言い訳?安否報告?しばらく続くかもという事前連絡?がてらです(笑
 2017年3月に全5部677話で完結しており、ぼくが今読んでいるのは第2部なんで、まだまだ長く楽しめそうです。
このブログの更新が滞ったり、もろもろが音信不通になったらまずはこの作品にはまっていることを疑って下さい(笑

 などという記事を書いている時間が惜しいくらいに続きが気になるので、また後日改めてということで。

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小説家になろう「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~」