グランドシネマサンシャイン IMAX®レーザー/GTテクノロジースクリーンの最前列フラットシートで「天気の子」観てきました

 「天気の子」の内容に関する感想は後日改めて書くとして、今回は視聴環境についての感想を書きたいです。
 グランドシネマサンシャインにはW25.8m×H18.9mのスクリーンに4Kレーザー投影するIMAX上映が行われているのですが、それを最前列フラットシートにて観てきました。

劇場設備 | シネマサンシャイングランドシネマサンシャイン

 映画館の前列席はスクリーンを見上げることになり首が疲れるので中央のやや離れた位置(劇場中央辺りがベストだそうな)から観るのが一般的ですが、グランドシネマサンシャインの最前列フラットシートだと寝転んで観られるので、首問題は大丈夫そうだしスクリーンが近いのは好きだし何より映画館でごろ寝視聴というのに惹かれて試してみました。

 その結果、流石に近すぎてつらいという、当たり前な感想となりました。
まずスクリーンの高さ18.9mというのがマンションの5、6階くらいの高さになり、真下から見るとスクリーンの上部が遠いし遠近感もついてしまいます。
また視界に収まるのがだいたいスクリーンの1/4くらいで、目を動かしながら見ることになり、字幕映画などはつらいと思います。
…ちなみに一番厳しかったのが、本編上映前の映画予告で、次々とシーンが繋がっていき文字情報も画面の色んな場所に出るみたいなレイアウトの映像にはまったくついていけませんでした。
 またスクリーンの巨大さに加えてグランドシネマサンシャイン客席は傾斜も結構あり席数の割にスクリーンとの距離が全体的に近いので真ん中くらいでも充分視界一杯スクリーンが堪能出来たかも。
…ということで、セオリー通り劇場中央辺りの席がお勧めだと思います。

 などと一般論としては色々不満があったのですが、今回観た作品「天気の子」に限っては、空を見上げる美しいカットが多いことから、ほとんど真上を見上げて視聴するフラットシートでの視聴には妙な臨場感がかき立てられて大満足でした。

 最近は映画館で映画を観るのもおっくうになって来てたし、自宅で手軽に何度も映像が観られるサービスも増えている事から、映画館離れが進んでましたが、そんなぼくでも好きな映画はグランドシネマサンシャインのIMAXで観たいと思うようになったのでお勧めです。