まんがサイエンスが面白いです

 学研教育出版発行の雑誌『5年の科学』および『6年の科学』などで連載されていた、あさり よしとおによる科学学習漫画「まんがサイエンス」の、ちょっと難しいことをなんとか分かる感じがとても面白いです。

 毎回、科学の基礎を理解するのに必要な、知識や考え方をわかり易く丁寧に描いていて、それらを理解することで、安直ではないということ、そんな科学を活用している事への敬意をもち素晴らしさに気づかされます。
 柔らかく太い温かい線で描かれる立体的な整合性がとれた絵がわかり易く、作品の主旨にピッタリと感じると同時に、改めて絵の上手さに惚れ惚れします。
…ちなみに、毒のある笑いは健在です(笑

 「難しいことを簡単に言う」が目的になり、とんちとかラテラルシンキングに寄った知識がピックアップされがちなので、今どきの頭の体操としてとても役立つなと感じました。