ルパン三世 カリオストロの城の考察サイトが素晴らしかったです

 先日、岡田斗司夫さんの、「風立ちぬ」からの「カリオストロの城」の感想を聞いて、違和感あって昔の記憶を頼りに下記考察サイトを引っ張り出したところ、とても素晴らしく、岡田斗司夫さんが指摘した部分は宮崎駿さん自身が大昔既に、ちょっと困りながら語っていたようです。
 逆に言うと「カリオストロの城」とその当時のメッセージから「風立ちぬ」で描きたかったことが出てくるのかなあと思いました。
まあ、この辺りは別の機会で改めて書きたいと思います。
 「カリオストロの城」のルパン三世について宮崎駿さんは、

うす汚れた自分、腰をすえ生活している者にくらべ、はるかに薄っぺらな自分を浄化し、たとえ一瞬であっても、心を開いてくれる人のためなら、ルパンは一国家の全機構とすら闘う男なのです。
この映画で、ルパンはひとりの少女のために全力で闘います。けれども、ひとりの少女の重ささえ背負いきれないダメな自分を知っています。心だけ盗って、そのくせ未練は山ほどかかえこんで、しかしそれを皮肉なひょうきんにかくして去っていく。去っていかざるを得ない男---それがルパン三世です。

と語っています。これだけでもマジで泣けます
まあ、そういうのが沢山書かれているので、カリオストロの城、宮崎駿ファンには下記サイトはとてもオススメです。

カリオストロの城の部屋