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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥ 6,480 (2014-07-16)
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イベントで有料スペースを提供し、いわゆる出店者を募る際には、ルールの運用に非常に繊細な配慮が求められます。
ルールに“抜け道”や“裏技”のようなものが存在すると、それを活用できなかった出店者からは、当然ながら厳しいクレームが事務局に寄せられます。
ぼく自身がプレイヤー(出店者)である場合、「ルールを小ずるく使いこなせなかった自分が悪い」と、ある意味で割り切ることもあります。
しかし、事務局の立場になると、それはまったく別の話です。信頼して出店してくれた方々に対し、抜け道を黙認・放置することは、大きな裏切り行為にほかなりません。
信頼関係を大切にするのであれば、自ら主催したイベントで、パートナーである出店者に「裏切られた」と思われることは、もはや“自殺行為”に等しいのではないでしょうか。
とはいえ、一歩引いて、利害だけを基準に机上の理屈で考えたとしても、「フェアなルール」はやはり重要です。
未完成なルールを放置すれば、出店者は離れていきます。
そしてそれは、出店者に限らず、あらゆる“プレイヤーの減少”につながります。プレイヤーが減れば、ゲーム性は損なわれ、イベントの魅力も低下していく。そして最終的には、イベントそのものの終焉を招いてしまうのです。
「ルールは常にフェアであるべきだ」という考えに反論する人もいれば、「ルールよりも、その場の存続が重要だ」と主張する人もいるかもしれません。
ですが、そんなときこそ、模範的なルールとは何のためにあるのか――その原点に立ち返るべきだと思います。
ルールは、ゲームやイベントを発展・継続させるためにこそ存在しているのです。
















代表.中尾治人(ナカオハルヒト)