フェアなルールが何故必要なのか?

 イベントなどで有料スペースで商売をするいわゆる出店者を募る際の、ルールの運用というのは非常に気を遣います。
ルールを逆手に取った裏技やズルい抜け道があると、それを駆使できなかった人からは事務局に厳しいクレームが来ます。
 自分がプレイヤーである場合は、自戒も兼ねて「ルールを小ずるく利用出来ない方が悪い」と考えますが、自分が事務局である場合、イベントを信用してくれた出店者に対する重大な裏切りとなります。
 人の道を語るのであれば、「人から裏切り者と罵られるイベントを自ら主催するってのは自殺の一種かよ?」って感じですが、あえて机上論で話を進めます。
 もしも、未完成なルールを放置した場合に起こる事は出店者の減少です。
出店者に限らずプレイヤーの減少というのはそのゲームレベルの低下と、そしてゲームが開催されるイベント興行の低下につながり、結果的にイベントの終焉に至ります。
 ルールはフェアであるべきということに異を唱えたかったり、あるいはルールよりもその場の存続が重要と主張する人は、模範的なルールはゲームが発展・継続するために存在するものである…と根本に一度目を向けると良いかなあと思いました。