九井諒子による漫画、ダンジョン飯が、第55回 星雲賞【コミック部門】を受賞しました
『ダンジョン飯』が人気を集めたSF作品に送られる「星雲賞」にて「コミック部門」を受賞。「メディア部門」には国内外で大きな話題を呼んだ『ゴジラ1.0』も
TVアニメ「ダンジョン飯」WEB予告|第23話『グリフィンのスープ/ダンプリング1』
星雲賞とは
星雲賞(せいうんしょう)は、1970年から続く、日本SF大会参加登録者の投票(ファン投票)により選ばれた前暦年に発表もしくは完結した、優秀なSF作品およびSF活動に贈られる、日本でもっとも古いSF賞です。
ちなみに、「星雲賞」の「コミック部門」に関しては、第50回で少女終末旅行が受賞した際に記事にしています。
少女終末旅行が第50回星雲賞【コミック部門】を受賞しましたね | Office NaKao
ダンジョン飯はSFだと思う派です
ダンジョン飯は冒険者がダンジョンで活躍することからファンタジーであり、SF…サイエンスフィクションとは一見違いそうですが、ファンタジー定番のモンスターを解剖学的に描写し食べる!点などに、ぼくはSFを強く感じます。
そういう臨場感とリアリティある描写の積み重ねで、最終版には悪魔という概念のような存在も、実在感あるものとして受け入れることが出来、この流れに巧みなSF技術を感じました。
余談ですが、ダンジョン飯の獣医学の解剖学的描写だったり、マルシルのアカデミックなノリに、佐々木倫子による『動物のお医者さん』を連想しました。
SFとはを語ると長くなる
SF作品と聞くと、『スターウォーズ』や『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』を連想しますが、それらは、宇宙を舞台とするSF作品の中でも、科学考証よりも娯楽性を優先した「スペースオペラ」というより細かなジャンルに属しており、SF作品とはもっと自由で幅広いジャンルです。
そして、名作SF作品には「こんなSFの描き方があるのか!」という、エポックメイキングなものが多いです。
…「星雲賞」がファン投票という自由度の高い選定基準なのも、SFに該当する作品の幅を広げるという意図があると感じています。
そういう意味では、ファンタジーと思われている『ダンジョン飯』の星雲賞受賞は、SF作品賞としても注目しがいがあると感じました。
この件で、SFについて知りたくなかった方、下記の動画かなり濃厚です。















代表.中尾治人(ナカオハルヒト)