NHK プロフェッショナル 仕事の流儀の録画データの整理をしていて

 ブルーレイレコーダー ディーガ BWT630の容量をあけるために、去年のプロフェッショナル 仕事の流儀の録画データ整理をしていたので、ちょこっと感想などを書いてみます。
と言いつつ取りこぼしも多く、食わず(観ず)ぎらいも多いので、結構いい加減かも知れません。
・うなぎ職人・金本兼次郎
 老舗鰻店、野田岩の五代目金本兼次郎さんが紹介されています。
 この回に限らずこの番組は自分が属するプロの高みとなると物足りないけれど、客側という門外漢としてみると「これは凄い」と思える業界ならではな技を紹介するものだと強く感じます。
 そういう意味で、憧れは強くあるが客としてもなかなか手が出ない上等な鰻を紹介したこの回は、それなりな通になれたような達成感が得られる、思惑通りに楽しめました。
しかも、金本兼次郎さんの鰻といえば、映像でも簡単にわかる一目瞭然な技だから、変に半可通にならずに済む素晴らしさでした。
芝 麻布 飯倉 野田岩
・チーズ農家・吉田全作
 農協の下請け経営から脱却しチーズ生産工房を建設した吉田全作さんが紹介されています。
回としては大変面白かったですが、番組の片手落ちな流儀と感じる、さんざん美味いと紹介され「どうあっても食いたい」と思ったタイミングでは、そもそもの人気に番組の影響もあり注文がままならないという状況で拍子抜けでした。
・そば打ち職人・高橋邦弘
 例によって、美味いと紹介されるもどういう手配で食えば良いのかイマイチ分からない生殺しの回で、ぼくごとき器量の小さな人間には、「けっ」くらいしか語れません。
ただ、美味いに至るために、あらゆる創意工夫をする心意気みたいなものが描かれていて、別業種ながらも似たような何かを追求する人間には参考になりました。