カスタマーハラスメント対策にウェアラブルカメラという選択肢

カスタマーハラスメント(カスハラ)対策を調べる中で、「ウェアラブルカメラ」に興味を持ちました。
一見、工事現場や物流の現場で使うようなイメージの強いツールですが、接客業や訪問業務、遠隔対応といったシーンでも、じつは強力なパートナーになる可能性を感じています。

カスタマーハラスメント対策にウェアラブルカメラという選択肢

カスハラ×ウェアラブルカメラの親和性

以下のような点で、ウェアラブルカメラはカスハラ対策と非常に相性が良いと感じました。

  • 現場をリアルタイムで録画・記録できる
  • 遠隔業務との相性も◎(例:本部で映像確認しながら対応)
  • クラウド連携が標準で、映像の保存・共有が簡単
  • LTE回線対応モデルもあり、通信手段に困らない
  • ユニフォーム的デザインで、威圧感が少ない
  • 盗撮感がなく“公的なツール”として映るため、逆に安心感を与える

つまり「記録をとっていますよ」と自然に伝えられるだけでなく、現場の安全と信頼感の両方を支える存在になり得るということです。

気になった製品いろいろ

いくつかの製品を調べた中で、特に注目したのがこちら。

Safie Pocket シリーズ 現場用ウェアラブルクラウドカメラ

G-POKE | G-cam【公式】

遠隔臨場に最適なウェアラブルカメラ『蔵衛門Cam(くらえもんカム)』-工事現場をリアルタイムで中継できる

クラウド対応ウェアラブルカメラ EW-1 – 全国防犯設備・防犯カメラ販売センターのトーカイセキュリティ

今回は導入を断念

正直、どれも「業務用」としては非常に優秀で、魅力的な製品です。
しかし今回は、購入・導入を見送りました。理由は以下の通り。

  • 機材本体だけでなく月額利用料などの関連サービス費用が高額
  • 小規模な個人事業主にはランニングコストがやや重い

「防犯・証拠記録ツール」としての効果は高くても、コストに見合うかどうかはケースバイケースだと感じました。

安価な録画機器は、スマホでも代用出来るし、クリップカメラなどよりコンパクトなものもありますが、盗撮を疑われる可能性も高いため、その場合は防犯カメラやウェブカメラの方が良いと感じました。

今後も手軽なモデルを探求中

ウェアラブルカメラは、小さな店舗・個人経営にも本当におすすめできるツールだと思います。
だからこそ、もっと手軽に・安価に・気軽に使えるモデルがあれば……と、現在も調査・比較中です。
いずれ実際に導入できたら、またレポートをまとめたいと思います!