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2015年 秋アニメを振り返って
2015年秋アニメをざっと振り返ってみたいと思います。
■おそ松さん
当初はノーチェックだったのですがネットの評判がとてもよく、見始めたら滅法面白くてはまりました。
見所、突っ込み所満載で全てのクオリティがとても高く、中でもすごいと思ったのが、トップ声優さんが何人も入り乱れて演じているコント(漫才)部分です。
今時の複雑なお笑いを、素晴らしい滑舌・リズム・テンポ・美声で行っており、改めて声優さんってすごいなあと思いました。
■ルパン三世
セレブ怪盗レベッカとMI6スパイニクスが新たなレギュラーキャラとして加わり、また昔ながらのファンがにやっと出来るシーンがあったのですが、全体的に都合良いなあと感じるシーンが多かったの苦手でした。
■終物語
老倉育に関わるエピソードがあまり好みでなかったのと、初代怪異殺しのエピソードが駆け足で描かれていたように感じたのでちょっと物足りない印象です。
個人的には初代怪異殺しのエピソードに集中して描いて欲しかったなあって感じです。
■ワンパンマン
序盤はとても面白かったのですが、見所がかなり出オチな作品なので、ストーリーを膨らませるほどに当初の爽快感がぶれていくように感じました。
サイタマの魅力は(主に悪が)コツコツ積み上げてきた、能力やはったりや組織などをワンパンチでぶちこわし知らんがなとバッサリ切り捨てるところなんで本気でヒーロー側に立ったり、人を助ける描写が入ると軽薄さが際だってしまいます。
この辺り、漫画界の波みたいなものを考えると色々な比喩として考えられるのですが、それこそ知らんがなとワンパンで切り捨てたいテーマな気がします。
…って長くなったのでひとまずここまで。