変な夢を見た

評価:
杉山 高之,ケン・グリムウッド
新潮社

¥ 830

(1990-07)

 小説リプレイの影響だと思うのだけど、変な夢を見ました。
ちなみにぼくは、1日に8時間以上寝るとストーリーがしっかりした夢を見ます。
 その時は、夢独特の根拠無く既に知っている情報として、自分がその日の夕方に死ぬことが分かっていて、それを回避しないといけないって内容でした。
で、最初は「いやいやまさかそんな事はないだろう」みたいに思っている内に、「あなたは死にました」みたいになるのですが、どうにもその前後の記憶が曖昧で二周目…自分が死ぬ日の朝に戻ります。
 二周目は難易度が上がっていて、他人とのコミュニケーションが筆談(メールは可)でしか出来ないというルールがありました。
ここでもあえなく時間切れですが、寿命を象徴している死神みたいな何かに殺されるのに気づいて三周目こそはとやる気を出します。
 その割に次は誰ともコミュニケーションが取れず(動物だけは自分の存在に気づく…あの花補正?)どんどん時間も過ぎて、「なるほど全部が手遅れだったのか。」と思うと同時に、これは生き残る可能性を追いかけるゲームではなく、よく分からないうちに死んだことに納得して成仏するまでの儀式みたいなものだったんだと思ったところで、ぱっと目が覚めました。
 死ぬことを達観した気分で迎える目覚めというのは、なかなか珍しい経験をしました。