東京メトロのマナーポスターって企画・デザイン的にはとても面白いのですが、一部の客（ぼくが客の立場なんで敬称略）に対する疲れみたいなものを感じます。
　マナーポスターとは、「地下鉄をご利用いただくお客様にマナーをご理解いただき、快適に地下鉄をご利用いただくことを目的に1974年9月から月替わりでマナーポスターを掲出」している歴史ある企画だそうな。
　昔がどういうものだったのかは分からないのですが、少なくとも2011年度、2012年度のポスターは、マナーを啓蒙するのではなくマナーを守らない人を批判する意図を強く感じました。
　例えば2012年度11月のメインキャッチコピーは「なぜここに？車内はゴミ箱じゃないのに。」で「ごみは車内におかず、お持ち帰りください。」がサブコピーになっています。
　これに関しては様々な読みや解釈が出来るのですがその辺りをさっ引いて、「お客様に対する文句がメインで依頼・お願いがサブ」って部分だけを見ると、お客様との関係に疲れがあるのかなあと感じてしまいました。