努力しろ以上のことは言えないんだろうなあ

 成功の秘訣みたいなものを語る時、言い回しはそれぞれですが、結局は聞いた人間が努力するように促してるんだなあと思いました。
 才能に恵まれた人が結果を出したのは才能ではなく努力であると表現される事がある一方で、才能に恵まれた人が努力してるんだから才能に乏しい人間はそれよりも努力しろと言います。
 努力しなくても平気、努力しても無駄という思い込みを揺さぶって、努力しないとなあとか、した方が良いなあと思ってもらうことが、この手の言葉の意図になるわけです。…まあ、努力という言葉にアレルギーがある人は、行動という言葉に置き換えても良いかもしれませんが。
 結果が一緒で言い回しが変わるのは、聞いた人間によって影響を受ける言い回しが変わるからだろうなあと思いました。
 手を変え品を変えたところで他人に対して言えるアドバイスは結局、努力しろしかないんだろうなあと改めて思いました。