アニメ「Fate/Zero」が面白かったです(ネタバレあるかも)

 TYPE-MOONのライトノベル原作のアニメ「Fate/Zero」が面白かったです。
この作品は、ゲームやアニメなど多くのメディアに展開している「Fate/stay night」の前日譚で、10年前が舞台となっています。
 物語も深く繋がっており、魔術師同士が英霊を使い魔として呼び出し殺し合わせて勝ち残ったものが万能の願望機である聖杯を手に入れる、聖杯戦争と呼ばれる儀式の第四次を描いたのがFate/Zero、第五次を描いたのがFate/stay nightです。
 などと言いつつぼくは、「Fate/Zero」から入っておりそちらを楽しむために「Fate/stay night」の情報はなるべく入れないでいたので大河物語としての聖杯戦争にはあまり詳しく無いです。
 個人的には前期の方が好きで、後期は「stay night」への伏線が多かったり、主人公である(?)衛宮切嗣が他のキャラに喰われて目立たなくなっていたために、マルチエンディングゲームに例えると「イマイチぱっとしないキャラクターのエンディングになっちゃったよ」みたいな印象があります。
 反対にライダー陣営が好きで、彼の目の届く所では聖杯戦争はとても整理されて分かりやすく、結果的に奇人変人天才揃いの聖杯戦争の中では一般人なウェイバーが戦いで活躍して成長も遂げたというのは面白かったです。
 聖杯戦争の謎を強く残しており「アンリマユて誰やねん」みたいな、Fate/stay nightへの誘いも強く、まあそれに釣られてぼくは原作のPCゲームをポチってしまいました。