面倒くさいについて考える

 「面倒くさい」って、取り扱いに手間のかかるものってことだと思います。
面倒くさいからやらないってのは、「手間がかかるからやらない」って意味になるかなと。
ただ人が純粋に「手間がかかる」を理由に行動をやめるのかというとそこは怪しくて、自分が好む事のために手間をかけるのを生き甲斐にしていたりします。
 だから少し意訳すると、面倒くさいからやらないって、やった結果得られる成果や喜びと手間が見合っていないからやらないってことになるのかなと思います。
面倒くさいやつっていうのは、そいつと仲良くなるためにかかる手間とそいつと仲良くなったときに得られる喜びが見合わない奴って意味になる…あれ?なんかちょっと傷ついたぞ。地雷踏んだ!
 ちなみに、刀語で生きる目的を失ったキャラクターがやたら「面倒くさい」と言うのですがあれは自分が生きている手間が、生きたことで得られる成果や喜びと合わないってニュアンスが含まれているのかなと今更思いました。
 そして、面倒くさいことと面倒くさくないことが明確にある人にとっての、面倒くさくないことは「かけた手間以上の成果や喜び」を与えてくれると感じていることで、そこを突き詰めると自分が本当に達成したいことが見えるのかなあと思いました。