そうだよねとそうじゃないの難しさ

 愚痴を聞くときは「そうだよね」と全て受け取るのは大切だと思います。
女性がよく言う、アドバイスが欲しいわけではなくただ黙って話を聞いて欲しいなんていうのは、「そうだよね」が大切なシーンだと思います。
 一方で心の底では相手に「そうじゃない」と全否定してもらいたがっている言葉もあると思います。
例えば「この先、自分に良いことなんてきっと起きない」という人は、根っこの部分では「そんなことはない」と言ってもらいたがっている場合もあります。
 この違いを見抜くことはとても難しいし、見抜いた上で相手の欲しい言葉を言うのは更に難しいと思います。
だからこそ、自分が他人に何かを言うとき、可能であれば「そうだよね」と言って欲しいのか「そうじゃない」と言って欲しいのかは分かりやすく話せるようにしなくてはいかんなあと思いました。