ぼくはサントリーのビールの味が好きじゃないです

 さっき、ビア・ボーイの感想で、サントリーのビールの味について書きましたが、そのサントリーのビールに対するぼくの感想を書きたいと思います。
…先に強調すると、お酒というのは嗜好品で個人の好みが大きく出るものであり、別の好みを否定するものではありません。
 ぼくのサントリーのビールに対する印象ですが、自由にお店を選べる状況で事前にそのお店のビールがサントリーだと分かったら余所に行くくらいには好きじゃないです。
ちなみに入った居酒屋のビールがサントリーだったら「まあいいか。」くらいで呑みます。…店員さんにビールの銘柄を聞いてそれを理由に店を出るはちょっとやり過ぎじゃないかなと感じます。
 贈答品でビールをもらうと「同じくれるなら余所のメーカーだったらもっと嬉しかったなあ」と思いつつも普通に嬉しいってレベルです。
ホームパーティなどで出た際(会費制でも)にはノリノリで呑みます。
…おまえ割と好きじゃねーかと言われそうですね。。。
 まあ気を取り直して、サントリーのビールがなぜ好きじゃないかを考えると、多分ビールに期待する味がしないからだと思います。
例えばベルギービールみたいな非常に個性的なビールでも、これはビールだという共通点があるのですが、サントリーのビールはそこが希薄というか、独自のビールを造るためにビールという飲み物を否定してしまっている風です。
…にも関わらずプレミアムモルツなどは、ビール代表みたいな売り出し方をしていて贈答品の定番にするような我の強さがあります。
 それは、手間のかかるレシピを強調したり、由緒正しい賞をとったと言い張り、今までのビール好きを否定している風すらも感じます。
 多少の皮肉を込めて言うと、サントリーのビールは、ビール飲みの好みに歩み寄る気が無い味がするから好きじゃないということになるのだと思います。