アニメ「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」が面白いです

 草野紅壱によるコミック原作のアニメ「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」が面白いです。
以前記事にした「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」と対照的な、ブラコンバリバリでお馬鹿でエロい作品ですが、タイミング的に兄妹萌えなんかはこれくらいバカになって観るのが良いと言われたようでなんか小気味良かったです。
 作品のギャグというかファンタジーな部分として登場人物全員(というか世界そのもの)が「エロに対してすごくオープン」でこれがこの作品の非凡な部分かと思います。
ほとんど全ての人間が隠し持つことで歪んでシリアスになり滑稽なのに笑えないエロをフルオープンにすることで笑い飛ばしちゃおうというノリがとても気持ちいいです。
 また、男性が自分の観察や偶然で手に入れたと思っていたエロい出来事が、実は女性側の計算によって提供されているというのは、現実でもそうなのかもと思ってしまいました。
 個人的には奈緒の幅広いエロゆがみっぷりが好きで、どんなに自分のエロさをオープンにしても絶対引かないどころかさらに上を行くみたいな、エロに対してものすごく素直にさせてくれるキャラクターでなんか癒されます。