Twitter拡散波動砲発射!

 最近、怖いなあと思うニュースがよく耳に入る気がします。
「ニコ動で素晴らしい出会いがありました、ただし相手は中学生」とか「AKB48の無料チケットもらって大感激、ブログは大炎上!」とか「9歳少女がTwitterで大人気、因縁つけたら大有名人!」…うーん、巫女子ちゃんみたいに上手にまとめられないです。
 それらはある程度大きな町なら普通にある噂話の出来事だと思います。
…いや、本来普通どころか絶対にあってはならないのですが、まああるものは仕方ないってレベルのことだと思います。
もちろんこれは町の噂話は驚異ではないって意味ではなく、「人の噂も七十五日」なんてことわざに慰めてもらいたいくらいに昔から怖いことでした。そういえば、なんかで聞いた話だと、閉鎖されたコミュニティの中で恥をかかされるというのは死とイコールであるそうな。
 だから、町でそういう噂話をするときは「子供の前だし」と聴き手を選んだし、そもそも罪な噂を広める人はその町で要注意人物として扱われたり嫌われたりしたのでしたが、最近ではその意識が非常に乏しいです。
 相手のダメージになる噂を攻撃的に広めることを「自己責任だ。ぼくは守らない」などと表現した人も居ましたが、どこか言葉の威力を過小評価しているように感じます。
 ネット上では変に冒険的な行動をとってしまい、それが犯罪予告などに繋がるという考え方もありますが、個人的には一番麻痺しているのは、他人にダメージのある噂話を広めることに対する罪の意識なのではないかと思います。