漫画やライトノベルのように個人が描く作品の最強キャラクターは作者の人間性が非常によく出ると思います。
特に、最強キャラクターのポジションとそのキャラクターの性格で力に対してどういう印象を持っているのかが見えるかなと思います。
　例えばポジションだと、主人公がいつか越えるべきものとしての存在とか、主人公達を苦しめる諸悪の根源とか、強さインフラの上限ストッパー的に物語の外に居るとか、主人公が一貫して最強であるとかが考えられると思います。
　また性格、特に最強という特性の影響を受けた性格、例えば更なる力の追求に走るとか、弱い物いじめをするとか、他人が出来ない我が儘を通すとか、他人のために力を使うとかが考えられると思います。
　昔の定番は、いつも弱い物いじめをしている主人公達を苦しめる諸悪の根源等だったと思います。
少し前だと、更なる力の追求に走ってて強さインフラの上限ストッパー的に物語の外に居て一生追いつかないなどが連載を引き延ばすのに有効で、最近は他人のために力を使ういつか越えるべき最強というのが好まれているように感じます。
　まあ、その辺り注目してみると意外な面白さがあるのかもしれないと思いました。