勝間VSひろゆき討論会【ネットの匿名性】【若者への起業促進】を観て思ったこと

 BSジャパン デキビジで5月2日放送された、勝間和代さんと西村博之さんの対談を観ましたがこの番組での勝間和代さんは嫌いです。
 勝間和代さんは「ネットの匿名性はイカン、若者が起業しやすい社会が良い、日本の国民幸福度は低いので上げるべきだ」と主張しているのに対して、西村博之さんは「匿名で良いじゃん、若者が起業しなくても良いでしょう、日本の国民は充分幸せじゃん?」と返していると感じました。
 このやりとりはとても良い議論であり、お互いの主張を出し合えたことを満足したら良いのに、勝間和代さんは終始怒っています(怒っているように見える)が、これは視聴者に対して、配慮がないようにぼくは感じました。
 そして、勝間和代さんは議論自体も大切にしていないなと感じました。
 西村博之さんは「ネットの匿名性を認める」という立場のサービスを提供して多くの人に貢献している人です。(本人がそう思っているかは謎ですが)
そんな人に「ネットの匿名性がイカン」と言い切ったところで議論スタートはそりゃ荒れるよなと思いました。そういう荒れる議論を作る人をぼくは、議論を大切にしていないと感じます。
 終始そういう流れだったために冒頭にあるように議題設定をした勝間和代さんが嫌いでした。
 ちなみに主張は、西村博之さんが保守的な意見を支持する存在であるのに対して、勝間和代さんは改革的な意見を支持しているのに、実際には西村博之さんの方が改革的であるものを作るのに、二人の力の入れる場所の違いを感じました。