学芸大学 BAR Scene で ギムレットを呑んできました

 学芸大学 BAR Sceneのマスターから、「ローズ社のライムジュースが入った」という連絡をいただき、早速チャンドラーレシピのギムレットを呑んできました。
 チャンドラーレシピのギムレットとは、レイモンド・チャンドラーの小説「長いお別れ」で語られる「ジンとローズ(社製)のライム・ジュースを半分ずつ、他には何も入れない」というものです。しかし、ローズ社のライムジュースは日本では販売されておらず、またライムを搾ったフレッシュジュースで作る方が美味いという意見もあり、なかなか呑む機会がないものでもあります。
 「長いお別れ」に漂う、ハードボイルドな雰囲気は、ギムレットを最高に演出してくれてとてもお酒を楽しむ事が出来ました。
 こんな風に小説や映画にまつわるお酒を、うんちくをつまみに呑むのもバーの楽しみの一つだと思います。
 下記の写真は今回とは全く関係のないマンダリン ナポレオン インペリアル XO」。
大好きなリキュールで「最後に一杯に」とよくオーダーするのですが、あまりのうまさに本当にその一杯で帰れたことが一度もないというお酒です。