安全な食品というのは毒の効いた言葉だなあ

 テレビ朝日系列で2009年10月4日から毎週日曜日の23:00-23:30に放送されている地球号食堂~エコめし宣言を観ていて、「安全な食品」というのは毒の効いた言葉だなあと思いました。
 「安全な食品」というのは安心できる言葉だと思っていたのですが、番組の中で「安全な食品」という表現を繰り返し使っているのを観ているうちに、「危険な食品」は相当数あるんだなと感じ初めてきてすっかり毒にやられました。
「安全でない食料が流通する社会は人間存在を根底から危うくするのだから、特定の食品が安全をアピールするのは反社会的ではないのか?」
などと思っていたのですが、
「いやいや、これからは一人一人も毎日食べる食事(食品)に関心を持ち十分に注意をはらう事が重要なのだな」
と思うに至りました。まあ、毒が薬になったパターンですね。
 ちなみに、「安全な食品」は希少価値の有る物で結果高価な物という風に扱われていますが、もっと身近な存在になってくれたら良いなあと思います。