伊集院光「のはなしに」に粋な言葉がありました

 伊集院光「のはなしに」に載っていた「手のかからない客が冷遇されるのは間違っているが、こっちから乞うのは違う。」という言葉がなんとも粋だなあと思いました。
(この言葉だけ抜き出されても分からないという人は、是非本を買って全文を読んでみてください)
 最近主流になっているように感じる「自ら乞える自己主張が大切だ」という意見になんとなく感じていた違和感を、見事に要約してくれてスッキリしました。
 お客さまにサーブする立場としては「こっちから乞わなくてもやってくれた」と感じていただけるように日々精進していきたいと思います。
…ただ「のはなしに」の別の話で「こんなの落語界ではあたりまえのことだ」として描かれていたきめ細やかな気遣いを見て、これは先が長そうだなあと思いました。
のはなしに
のはなしに
伊集院 光