スターウォーズ エピソード1を改めて考えた

 何度かブログの記事でも書いたのですが、ぼくはスターウォーズエピソード1が好きなのですが、一方でコアなファンの多くはエピソード1に対して相当ガッカリしているようです。
 人それぞれなのねと思っていたのですが、エピソード7の影響で多くの人がスターウォーズを語る中、別作品の評論などでぼくが共感したり感動するコメントをしていた人が全員ガッカリ派だったので、流石に気になるぞと思い軽く調べてみました。

 で個人的な憶測を語ると、スターウォーズの4~6には大人が見られるSFヒロイックサーガとしての魅力があふれていたのに、エピソード1はアナキンが子どもだったりジャージャーがお馬鹿過ぎたりと子ども向けになってしまっていたという点が大きいかなと思います。

 というと今4~6を見たとしても大人向けという印象はあまりなく、定番のSFヒロイックサーガと感じますが、それは色あせたのではなく、むしろその後の作品がスターウォーズをインスパイアして定番にしてしまったのだと思います。
特に子ども向けの作品などにインスパイアされまくったため、それらを先に見た人にとって新鮮みも大人っぽい印象もなくなってしまったのかも知れません。
 その辺の事情からスターウォーズ初回現役世代というのは物凄くラッキーでまた物凄いコアなファンが多いのだと思います。
…ちなみにこれは、初めてスターウォーズを熱心に観た年齢にも関係する(幼い時に見たほど感動は大きいと思う)と思うので、色んな世代にコアファンは居ると思います。
いやはや、アニメより先にスターウォーズを観が早熟な映画ファンが本当に羨ましいです。

 とはいえそんな事情は超人気作品の宿命でもあり、エピソード1の時点でも完全に定番化な状況だったので、コアなファンはエピソード1では99年版の新たな大人向けSFヒロイックサーガを期待していたら、大人な要素はほぼなくむしろ子ども向け…というショックは大きかったのだと思います。

 ちなみに上記の書籍「スター・ウォーズはいかにして宇宙を征服したのか」はその辺、物凄く詳しく描かれているらしく、すげぇ欲しいです。
電子書籍なら即買いなんだけどなあ。

[amazonjs asin=”4434202782″ locale=”JP” title=”スター・ウォーズはいかにして宇宙を征服したのか”] [amazonjs asin=”B007SM2WR2″ locale=”JP” title=”ピープルVSジョージ・ルーカス コレクターズ・エディション Blu-ray”]