漫画「3月のライオン」が面白いです

 羽海野チカによる将棋を題材とした漫画「3月のライオン」が面白いです。
東京下町を舞台にした、中学生でプロになった高校生の将棋棋士「桐山零」と、何かと彼を気にかけてくれる3姉妹を中心に描いた作品です。
 個性有る沢山のキャラクターの内面があふれ出たような行動が丁寧に描かれていて、世界の奥行きみたいなものを感じました。
 個人的に2巻に出てくる「桐山零」の言葉を「高橋 勇介」(野球部所属の中学生)が自分なりに要約した言葉にとても感動しました。あんまり、感動したので引用しちゃいます。

「逃げたり」「サボったり」した記憶って自分にしか分からないけど…
ピンチの時によく監督に「自分を信じろ」っていわれるんすけど
でも自分の中にちょっとでも「逃げたり」「サボったり」した記憶があると「いや…だってオレ あの時サボったし…」って思っちゃってそれが出来ないんです
だから上手く言えないけど、そういうの無くしたかった…って事ですよね。

 って前後の流れが無いと分からないという方は、是非一度「3月のライオン」を読んでみてください。
3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)
3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)
羽海野 チカ