もやしもん8巻はビール好き必読です

 以前にアニメ版の感想を書いたもやしもんの8巻がビールに関してかなり深く描かれていてとても面白かったです。
作品の中で酒好きの武藤が「ビールって何?」という問いに答えを出そうとする姿を描くことでビールについて深く探求していきます。
 「ビールって何?」という問いに限らず、お酒に対して考えることや思うこと、お酒にまつわる蘊蓄はぼくにとって全て「最高の酒の肴」で、酒にまつわる物語は聞き手に酒を呑みたいと感じさせられるかが、評価の計りになると思います。
 もやしもん8巻には酒の席で語ったら絶対酒が旨くなるなって蘊蓄や、すごく呑んでみたいと感じたビールが沢山あったので素晴らしかったです。
 現在ベトフェス2009の事務局をやっているぼくは学祭のイベント主催に話を持って行くあたりに色々思うところがありました。
あのノリが良くて大人な学生達こそ、もやしもん最大のファンタジーであり魅力なんじゃないかなあ。
 ちなみに、アニメ版にあった溢れんばかりの可愛さや色気といったフェロモンが、コミックにはなく、改めてアニメ版のすごさを感じました。
もやしもん 8―TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC)
もやしもん 8―TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC)
石川 雅之