漫画「TOKYO TRIBE2 12巻」に面白い表現手法がありました

 ファッション誌「boon」(祥伝社)で連載されたTOKYO TRIBE2(井上三太)の、「世間って怖いんだぞ」と暴力的性的な描写を過剰しまくりつつおしゃれネタが仕込まれているあたりが気になって以前に途中まで読んでいましたが、先日今更ながら最終巻12巻を読みました。
 そこにあった終盤の暗闇での乱闘シーンと、その直後の朝日のシーンへの流れがとても面白いなあと思いました。
 特に朝日のシーンは、暗いお店で朝まで呑んで表に出たときに感じるまぶしさと長い一日の終わりと新しい一日のはじまりみたいなのがリアルに感じられて感動しました。
TOKYO TRIBE2 12 (Feelコミックス)
TOKYO TRIBE2 12 (Feelコミックス)
井上 三太