VS 印刷所

 僕がデザインをしたフライヤー(のデータ)を、お客さんが自分で見つけてきた(町の)印刷所に持ち込んで印刷してもらったところ激しくもめたそうです。
 お客さんが刷り上がった物を取りに行ったら、試し刷りより出来が悪く「これではお金は払えない。刷り直してくれ。」と言ったところ印刷所のおじいさんは「こんなはずではなかった。どうしよう。刷り直したら赤字になるよ。」とパニックになったけれども、お客さんはそれでは困るわけで「無いと困る!刷り直せ!」と締め上げていたら、おじいさんがいよいよ発狂してしまいフライヤーを店にばらまいて怒りを表現したところ、負けじとお客さんにも怒りの炎がともったような気分になったのか「お前の名刺出せ。警察に行く!」と臨戦態勢をとったあたりで、おじいさんは「名刺はない!そして警察行かれるのは困る。」と怖じ気づいてしまい、お客さんも刷り直す時間が惜しいせっぱ詰まった状況だった事を思い出して、示談するのが良いようだという方向に話が進み、刷り上がりの悪い分半値に負けるから、それを我慢して使いますがなというところに落ち着いたそうです。
 まだ刷り上がりのチェックをしてないのではっきりとは言えませんが、印刷所は腕が良いところを選んだ方が良いですね。