2015年夏アニメを振り返って

 すっかり遅くなりましたが、2015年夏アニメの感想です。
実は私は
勢いで笑わせる感じ少年チャンピオン作品ぽく好きでした。
個人的には紅本 茜の角が生えてて実際悪魔というストレートな設定や、それ以上にぶっ飛んでいるキャラクターが好きでした。
WORKING!!!
ストーリーが込み入ったのでニヤニヤ出来る味が感じが薄まった気がしますが、原作ファンとしては充分に楽しめました。
乱歩奇譚
 夏アニメで一番好きでした。
オープニングの熱量とコバヤシのモラルが欠落した視点にあわせた淡々とした進行によって現実感のないトリックだけを楽しむような独特の世界に入れます。
 影のみで描かれているキャラクターは推理を楽しむためのものかと思っていたのですが、終盤で実はコバヤシの他人に全く関心がなく、推理に関わる人物になってやっと顔を覚えるという彼の視界だったというのがぐっときました。
(って感じたのは、ハシバが一般論としての友情を語った瞬間に彼の顔が影になってしまったことからですが)
 そしてそんな色々な感覚が麻痺していたのが、エンディング曲が入った瞬間に感情にスイッチがはいりぽろっと泣けるのが凄く好きでした。
うしおととら
 長丁場になるかなあとのんびり見ています。
監獄学園
 卑屈で不幸な物語を想像していたのですが、友情とサクセス感があって意外と気持良くみられました。
がっこうぐらし!
 一話のオチ以上がなかった感じです。
その後ビックリが一つあるのですが、一話のラストで充分に予想(推理?)出来てた範疇かなと。
 あと、世界感の凄惨に比べてOPとかの萌えが狙いすぎというか悪趣味と感じてしまいました。
干物妹!うまるちゃん
 結婚とかしてして女性と暮らすと程度の差こそあれなんか分かるなあって感じが好きでした。ただ途中からちょっとネタ切れぽかったかなあ。
ワカコ酒
 ぼくの女性の好みが出たのか、素直に楽しんでなく、辛気くさい愚痴っぽく(まっすぐな愚痴を言う人は好きです)や、ショボく人を見下した感じ(派手に見下してる人は好きです)や、内にため込み、内弁慶な結果一人酒になった風に見えてきらいでした。
 そして居酒屋でそれを発散しているのではなく、こじれさせているというか熟成させているようで、破裂しそうな風船を見ているヒヤヒヤ感も苦手でした。