グロースハックで思ったこと

 グロースハックという言葉を見かけて、ちょっと調べたところ、「数値やユーザーの声を分析し、ユーザーの数や質をGrowthさせる仕組みをプロダクトの中に組み込んでしまうこと」という意味なのだそうな。

グロースハックとは何か 〜グロースハックをマスターするための究極のガイド〜VASILY グロースハックブログ

 制作者側としては、「出来上がるまで善し悪しは分からないから、とりあえず作ってみてその評価によってやり直しばかりが続くしんどい仕事の仕方」という不安を覚えましたが、どうも少し違うようです。
 まあ仕切りは難しそうですが、「今まで制作者や制作チームの中でお蔵入りとなっていたアイデアも数字化できる検証を行う」というノリなのかなと。

 それでは時間や手間がかかり結果を出すとか完成させるのに時間がかかってしまうのでは?と思ったのですが、グロースハックでは結果や完成よりも成長率を重視するようです。
 その点に触れられている下記の文章に一番なるほどなあと納得させられました。

今ではグロースさえしていればファイナンスでお金が付いてくるようになった。
更に、赤字のままでもグロースさえしていれば、Exitという出口まで用意されるようになった。

 …この点からなんとなく想像するやり手グロースハッカーというのは、プロジェクトで高い成長率の実績を作り、それを魅力ある資料や言葉にすることで、プロジェクトに高い将来性がある事をアピールすることでお金を集められる人…かなあと思いました。

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