赤ちゃんの泣き声で思ったこと

 育児を始める前、ぶっちゃけ自分が赤ちゃんの泣き声に耐えられるのかという不安は結構ありました。
 電車の中で他人の赤ちゃんが大声で泣いているのを聞いた時、赤ちゃんの泣き声が耐えられないみたいな他人の意見を聞いたとき、最悪の場合赤ちゃんの泣き声に耐えかねて育児放棄や虐待をしたというニュースを知った時など、育児を始める前のぼくは生理的に赤ちゃんを受け入れられないのではないかとそれなりに真剣に不安に思いました。

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 実際には、産まれたばかりのか細い赤ちゃんの泣き声を聞くことでそれらは解決したと思っています。
 ぼくはかみさんが娘を産む時に付き添いで産科病棟へ行く時、正直なところたくさんの赤ちゃんの泣き声が不快ではないかなと不安だったのですが、実際にその小さな泣き声を聞いたときに「あ、これなら平気だな」と確信しました。
産まれて間が無い赤ちゃんの泣き声は本当に小さく弱々しくそして可愛いです。
その泣き声は育児に無縁の人間が聞いても全然不快でない音だし、むしろ生まればかりの人間の小ささやか弱さや愛おしさが実感出来ます。
 一度その声を聞くと、うるさいと感じるくらいに大きな声で泣ける赤ちゃんに対して、あんな小さかったのによくぞここまで大きくなってくれたと感じることが出来ます。(まあ夜泣きとか辛いときはありますが、その感覚がベースには根付いていると思います。)
…他人の前に出られて、うるさいと感じるくらいに大きな声で泣ける赤ちゃんというのは産まれたばかりと比べるとまったく違う存在まで成長したのだなと敬意すら感じます。

 という案配に、育児をする前に凄く不安に思っていた、泣き声に関しては改めてこういう記事を書くまで慣れて忘れていたくらいなので、不安に思っている人は意見の一つとして参考にしていただければ幸いです。