ハイスコアガールの矢口ハルオのゲームに対する、雑食さというか素直に色んなタイトルを楽しめる感覚が凄く良いなあと感じました。
次々と新しく登場するアーケードゲームや家庭用ハードによるハイクオリティなゲームを喜ぶだけでなく、レトロなゲームも素直に楽しむ事で、ふと出来た(出来てしまった)時間の有効活用だったり、ポジティブシンキングだったり、コミュニティの中で気楽に過ごすのにすごく良いなあと感じます。
特に一緒に長時間を過ごす方法に悩む相手(超無口な大野晶)や状況(修学旅行での日高とのエピソードとか)での、ゲームの使い方とか、それがポジティブシンキングに与える影響とかは、凄く良いなあと感じます。
また、ゲームのプレイ環境、駄菓子屋のコントローラーが壊れたゲーム機でのプレイとか、パッドvsスティックの操作性や慣れの違いを、楽しむべき逆境としていたりするおおらかさは、問題解決能力の基本かなあとも感じます。
ぼくなどはついつい、どうせゲームやるならスティックとか機器を良い物にして、長く深くできるなら強くやりこむことをめざさないとつまんないのでは?とすら感じてしまい、ゲームを堅苦しく考えた挙げ句にゲームから離れてしまっていて、なんかもったいないなあと感じます。
…つか、この変なこだわりとだったらやらないみたいな性格は、生産性や効率なんかを考えるにはプラスになっているけれど、それ以上に他の色んなところで悪影響出しているし、ちょっと考え方修正した方が良いのかなあ。
レトロゲームやるかなあ。