アメフトの反則の件、思ってたよりややこしいみたいですね

 アメフトの反則の件、当初ぼくは監督と選手の間にはもう少し信頼関係があったと思っていたので、「星野君の二塁打」と比較して道徳的というか道徳の教材事例として面白いかもと考えたのですが、その後のニュースを見ると思ってたよりもややこしいみたいですね。

日大アメフット部 解体危機、悪質タックル問題 監督続投なら選手ボイコットも(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

 ぼくが当初想像してたのは、映画ベストキッド(初代1984年の方ね)の空手大会準決勝みたいな画。
敵役「コブラ会」の指導者であるジョン・クリースが、大会で活躍する主人公ダニエルに脅威を感じ、門下生の一人を優勝させるために、別の門下生に反則技でダニエルを負傷させるという胸くそ悪いシーン。
負傷させた選手も気の毒なシーンで、ジョン・クリースを演じるのはマーティン・コーヴと迫力満点で従っちゃう説得力もあるし、加えて負傷したダニエルに直後保身を交えつつも必死に謝るんだよなあ。
こうであれば、「星野君の二塁打」なんかと比較したら考えさせられるところもあるかなあと思ってました。

 でも日大アメフット部の方には、以前から反則をした選手と監督との間に確執があり、(ダニエルを負傷させた「コブラ会」門下生のように)この試合で起こったり語られたりした事だけではなく、それ以前の出来事の積み重なりで、道徳的判断が冷静にできない心理状態に追い詰められていた可能性もあります。

 などと思うとやっぱり実際に起こっているニュースは教材事例としてはややこし過ぎるのかもなあと思いました。
ということで「星野君の二塁打」と共に語るべき教材事例はベストキッドだね!

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