以前に、マインドフル・ドリンキングについて、ノンアルコール化との関連について書きましたが、最初に興味を持った「お酒を飲む際に感覚に集中しながら楽しむ」というニュアンスも当然あります。
マインドフル・ドリンキングとノンアルコール化について | Office NaKao
マインドフル・ドリンキングという言葉から最初に連想するのはマインドフルネスと飲酒との関係でした。
マインドフルネスとは、現在起こっている経験に注意を向ける心理的な過程を経て余計な雑念を消し集中力を高めるという考え方です。
マインドフルネス的な瞑想などのトレーニングをすると、日頃、解釈や予測などの思考が頭に溢れており、それらが心身の大きな負担になっていることに気づきます。
それを回避するために、思考を止め無になる…のは無理なので、普段は無意識の状態で行えている活動、例えば呼吸に意識を集中することでその他の思考を抑制します。
その結果高い集中力や心の平安を得ることができます。
そして、(マインドフルネス的な)マインドフル・ドリンキングとは、お酒を飲む際の感覚、香りや風味やアルコールによる口内の刺激などに意識を意識することで、マインドフルネス的な瞑想に似た境地を目指すというものだそうな。
マインドフル・ドリンキングのやり方を見ると、一部の飲み方…雑で乱暴なお酒の飲み方や情報に寄った飲み方と異なる点がある一方、丁寧なお酒の味わい方とは共通する点も多いです。
…例えば、ワインを味わう際に、口の中でくちゅくちゅする「グリマージュ」など、様々なお酒の作法や技術は、マインドフル・ドリンキングとの相性も良さそうです。
酒好きとしては、マインドフルネスやマインドフル・ドリンキングといった新しい言葉や活動を調べた結果、昔から採用されている飲み手の技術や作法の有効性の根拠が見つけられるのはとても面白いです。















代表.中尾治人(ナカオハルヒト)